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「牛わか」は、牛の分娩前に特徴的な行動変化(分娩兆候)を最新のサーマルカメラとAI技術により非接触で検出し、農家へ通知するシステムで、カメラとスマホのみで始められ、設置・導入もしやすくなっています。本製品の導入により、農家の負担軽減と分娩事故が低減されます。

システムのコンセプト

肉用牛農家において、分娩時の死廃事故は、経済的損失や精神的ダメージをもたらす重要な課題です。農家は分娩事故を防ぐために、昼夜を問わない分娩監視を強いられており、過重な労働負担が大きな問題となっています。そこで、当社が販売している介護業界向け予測型見守りシステム「ネオスケア」の技術やノウハウを活かし社会課題を解決すべく、本製品を開発しました。
「牛わか」は、分娩予定牛を非接触のカメラで監視し、分娩前に特徴的な行動を検出したときに農家のスマートフォンに通知することで、適切な分娩介助を支援するものです。本製品の導入により、畜産における働き方改革への貢献や分娩事故の低減が期待されます。これは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、「8.働きがいも経済成長も」に貢献すると考えています。
導入メリット
①農家の負担軽減

昼夜を問わない分娩監視にかかる労働負担の軽減に寄与します。本製品をモニター利用いただいた実証農場を北里大学獣医学部による調査の結果、1日の監視時間が実際に減少したことを確認できました。
②分娩事故の低減

全国の実証農場で蓄積した分娩データを学習したAIが、分娩前に特徴的な行動を高精度に判断し、農家に自動通知します(※1)。また、分娩兆候を検出して農家に通知したとき、分娩房が暗い状態であっても鮮明な画像で房内を確認できるため、慌てず分娩介助にかけつけることができます。
※1:本製品は、確実に分娩兆候をとらえることを保証するものではありません。
③牛に優しく簡単設置
分娩房に「牛わか」を設置するだけで見守りが始まります。生産者が一頭ずつ機器を取り付ける必要がありません。アニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮した非侵襲の製品で、牛への負担もありません。また、サーマル画像をもとに牛の動作、姿勢を分析するため、真っ暗な夜間でも昼間同様に利用いただけます。

システム構成、機能概要

商品紹介の動画(Youtube)
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営業情報
発売日: 2021年7月頃
購入方法: 直販または販売代理店を通じてご購入いただけます。
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